今年中に行ってみたかった一人旅を、12月に滑りこみで敢行しました!
ということで、憧れの旅行記をば。
長めですが、ぜひお付き合いください。
一人旅欲求
社会人になってから、すこし一人で過ごす時間が増えました。特に今年からシフト制の職場になったりでちょっと工夫しないと人との予定が組めず、でもせっかくの休みは何か楽しいことやリフレッシュできることがしたいがどうしようということが多くありました(あと気にしいなので人を誘うのが苦手なのもある)。
元々、一人の時間ももう一人の自分と過ごすようで好きなのですが、半日映画や買い物に行く程度で、平日休みが多いとそれもややマンネリ化というか持て余すように。
おひとり様!とか、ソロでも楽しめるべき!とか、特訓しよう!とは思いませんが、どんなことなら一人でいけるかな?というのは少し整理してみてもいいかもしれない。
今までの一人〇〇
やったことあること
- 一人映画
- 一人ラーメン
- 一人丸亀製麺
- 一人学会参加(発表は無理)
- 一人ライブ参戦
- 一人施術(ほくろとりです。ちょっと不安だった)
- 一人運転(前職にて)
- 一人市民プール
やってないけど、多分できる(楽しめる)こと
- 一人カラオケ
- 一人回転寿司
- 一人焼肉(座席の感じにはよるかも)
- 一人飲み(他の一人の人か店員さんとと話せるなら…。多対1は無理かな)
- 一人イベント参加(イベントによるか)→実績解除しました!
- 一人ビュッフェ
- 美術館、博物館
飲食店は座席の感じ、食べ物1ポーションの量、TPOによりそう。
誰かとしたいなあってこと
- テーマパーク
- マリンスポーツ、ウィンタースポーツ
- スポーツ観戦(現地)
- 海外旅行
- いいご飯やさん
- もんじゃ・お好み焼き
- クリスマス、お正月
- ドライブ
誰かと一緒の方が絶対楽しいとかそういうことではなく、一人もこれはこれでありだなって思えることを想定していますが、こう書いてみると今思いつくだけでも意外と一人でいろいろできそう。
出張で新幹線・ちょい観光・宿泊をやったのと、友達のひとり旅の話に大触発され、今までもぼんやりとは思っていた一人旅をしてみたいと思う気持ちが、衝動的に実行できそうなくらいに温まってきました。
「ちょっと年内にやってみたいかもしれない。」
唐突に3連休をもらったので思い切って予約!
そんなことを思いながら迎えた11月末。もう、今年が終わってしまうな。2023年はお腹いっぱいだけど、残りの期間も会いたい人たちにあったりやり残してるあれこれしたい。
なのに一向にシフトが出ない。
希望休はほぼ確実に通るのでそこはいいのですがそれも月3日だけなので、人と出かける予定とか予約系は月の後半めに入れるようにしています。
ほかのシフト制の方々はどんな感じですか?
結局12月分は発表は28日、確定は30日という。
そして、発表されてみると年末年始の特別出勤の関係で(勝手に使われた)有休を含む3連休が、月の前半に爆誕していました。
ありがたいけど平日だし、近々すぎて誰とも出かけられない…。
勉強と習い事、ネトフリ、スパ銭で埋めてもいいけど、せっかくの連休。
「これは一人旅ができる今年最後のチャンスなのでは!」
と、パタパタ候補地を探し始めました。
本当は兵庫の城崎温泉に行ってみたかったのですが、遠くて勇気が出なかったのと気疲れしていたので決めかねていたら、外湯めぐりには寒すぎる季節になってしまいました。
希望はざっくり
- 関東
- 公共交通機関だけで行ける、観光できる
- 温泉
- 予算3万円以内
- 一人旅、女性に優しい感じ
として、草津温泉に決定しました👏
ぎりぎりだったため宿も残り少なかったのですが、お手頃な一人向けのところをなんとか予約。予約する直前にちょっと勇気が揺らいだけどポチったらすごく楽しみになってきた。
交通手段は特急がよかったのですが、東京ー草津温泉は乗り継ぎが悪く料金も割高なので、高速バスにしました。
いざ草津温泉!
今週急遽忘年会幹事になったので残業が多く、ぎりぎりまで寝てゆっくり出発したら、朝電車が遅延していて乗車5分前にバスタ新宿へ到着しました。焦った〜!
10:05バスタ新宿発 上州ゆめぐり号です。
草津温泉まで約4時間の道のり。運よく隣も後ろも空席で割と快適だった。いろいろしてたら案外寝ずに草津温泉に辿り着きました。宿に荷物を預けて、湯畑と温泉へ向かいます。
妹にフィルムカメラ借りてちょこちょこそれで撮りました。
硫黄の香りが立ち込めてました。湯畑の景色があるといい香りに感じる不思議。
そして雪が!
宿に荷物を預け*1、早速温泉に向かいます。
ちょいな三湯めぐり手形
草津温泉には草津三湯(くさつさんとう)と呼ばれる、御座之湯、大滝乃湯、西の河原露天風呂の3つの有名な湯処があります。
このサイトをみて知ったのですが、ちょいな三湯めぐり手形というのを買うとその3つをお得に巡れるというので買ってみました。期限はないので、次に草津に来た時に入るというのもできます。私はこれを2日で全部行くことにしました。
大滝乃湯♨️
一湯目は宿から近い大滝乃湯です。
大滝乃湯では内湯、露天風呂、そして合わせ湯に入りました。
合わせ湯は、湯の温度が高い草津温泉を水で薄めることなく人の入れる温度まで下がるよう、上から流しながら自然に冷ます構造のお風呂です。階段状に4つの湯ぶねが設置されていました。下から順に浸かっていって自分の身体を高温に慣らして行くこともできます。
最上段の4段目は熱すぎて足先を20秒つけて退散。笑
でも全体でゆっくり45分くらい滞在しました。
御座之湯♨️
二湯目は御座之湯です。湯畑の真横にあります。さきほどの雪の写真です。
お湯は内湯のみ、湯畑源泉と万代源泉の2種類でシンプルでした。日没頃だったためか貸切状態(わーい)。45度くらいだったのですが、大滝乃湯でしっかり慣らしたのと寒かったのとですごく入りやすくてびっくり。万代源泉の方が熱めで強酸なので、最後にしっかり浸かってお肌つるつるです。
江戸の共同浴場を再現して造られたので、建物自体は新しいですがとっても風情があって落ち着く。
夜ご飯🍶
🔍草津温泉 夕食
で検索したら、サジェストに夕飯難民と出てきたので怖くて予約しました。
お茶碗3杯分とお茶漬け1杯で計4杯!めちゃくちゃお腹いっぱいになって宿へ帰還。
最近日本酒飲めるようになってきたので……。笑
夕飯17時だったので全部食べました。来週健康診断です。
お宿について
今回泊まったところはこちら。
室内に水回りがないのが不便でしたが、それ以外は貸切温泉があったりお部屋が綺麗だったのでよかったです。
18時くらいには宿に戻ってきて、ゆったり過ごせました。今ほろ酔いでこれを書いています。おやすみなさい!
2日目
夜すごく冷えたので、朝から宿の貸切風呂に入りました。
朝ごはんはサービスで再びの釜飯。のんびり10時にチェックアウトし、まず裏草津へ向かいます。
裏草津は地蔵の湯の他に、カフェや足湯などがあっておしゃれな感じでした。
地蔵の湯♨️
温泉見かけたら入る人と化したので地蔵の湯へも入湯。白濁しててよい感じでした。
この日気温高くて、ここの湯温も43度と熱めだったので10分だけ。
西の河原温泉♨️
続いて草津三湯の最後、西の河原露天風呂へ。
西の河原公園は温泉が上流からひたひたしゃばしゃばと流れており、まさに賽の河原*2、とこの世のものとは思えない感じがありました。
三湯最後の西の河原露天風呂は、25メートルプールほどもあるめっちゃ広大な露天風呂です。お湯の温度も景色もとっても最高で、一槽だけですがぼーっと20分くらいは浸かってました。
私は西の河原露天風呂と御座之湯がすきでした。どちらも入った時間帯も良く、心身ともにほぐれました。
ひもかわうどん
お昼は上州地粉まつもとでひもかわうどんを食べます。運良く空いててすっと入れた。もち豚つけ汁と迷ったのですが、暑かったのでざると大好き舞茸天。
ティールームゆきうさぎ
周辺を散策しておみやげを買っても時間が余ったので、くるみ味噌団子を食べようと思ったのですが、お腹空いてないし座って休めないしどうしよう。
飲み物くらいなら飲めそうなので、ちょっと気になってたティールームゆきうさぎへ行くことに。
来週健康診断です。笑
ミルクティーもラムレーズンカステラもほんっとにおいしかった〜!
ということで、15時発の高速バスで東京へ帰ります。帰りは行き以上にバスがガラガラで快適でした。バスの中でこれを書いています。
サクサクとまったりがいい塩梅で大満足でした!
今回一人旅にかかった費用
高速バス 3800円×往復
宿泊費 8500円
外食費 7000円くらい
おみやげ代 2000円くらい
お風呂代 1950円(湯めぐり手形)
合計:27000円ちょっと👏
急な予約だけどさすがは平日!予算内で済みました。
行ってみての所感
草津温泉はかなりコンパクトで整備されていたので、徒歩でめぐりやすい観光地でした。
2日間ずーっとなにかに浸かったり浸ったりして、自分の中に溜まったどろどろがすーっとなくなって頭がクリアになり、癒されました。サウナは苦手なのですが、熱めのお湯に浸かって湯処を出た後に冷たい外気に当たるのがすごく気持ちよくて、
「これがととのうか」
とちょっと思いました。笑
自分がひとり旅でどんな気持ちになるのかわからなかったので、ゆっくり出発にしたり、予定を詰めてみたりとしましたが、意外と楽しめました。事前の条件設定もバッチリで、途中からはほぼ人目を気にすることなく過ごせました。1泊2日がちょうどいいかな。
行く前と後で何かが劇的に変わることはないですが初めてなこともあり、一生の思い出になったかなと思います。
スケジュール、ご飯、シーズンをひとり想定で工夫すれば、ひとりならではの良さが感じられるので、またいつかやりたいなと思います。
読んでいただきありがとうございました!