くらうど

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栄養とよしなしごと

言語ってすごい

お久しぶりです。

新しい職場に入ってひと月半が経ちました。全然慣れてないし、大変だし、日々自分の浅はかなところ、生き急いでしまうところと強制的に向き合わされてウンウン唸っています。

でも、前の職場の栄養部にいた時よりは前進してるから、今のところ転職してよかったなと思っています。

 

元気が出てきて、またやりたい事がたくさん出てきたので、3日坊主でもいいからちまちま手をつけて、ブログに記録しておこうと思います。

あとから読み返した時、昔思ってたこと忘れてたり同じ思考回路にたどり着かなかったりするからやっぱり書いておくことは大事。思考は生もの。

 

今やりたいことリスト

 

①英語

今やりたい事一つ目は英語です。

きっかけは、ある単語の訳を知ったことからです。

退職の1か月前頃、在日の患者さんに栄養指導をする機会がありました。

日本人の配偶者がいて日本に住んでしばらく経つ方なので、ひらがな、カタカナは読めて会話もできたので当日は何とかなったのですが、資料の漢字が読めなかったので、とりあえず一部にふりがなを振り、資料を手直しして後日再度お渡しすることにしました。

 

全部ひらがなの資料を作ったあと、

「今後も外国の人増えそうだし英語版も必要かな」

と思い、翻訳サイトを使って英語版を作ることにしました。

www.deepl.com

これです。これ大好き。日本語の文章ぶち込むだけでGoogle翻訳より自然な言い回しの英文が出てきます。それをまたコピペしてるだけなのに、以前より英語が堪能になった気分になります。

 

脂質に関する資料を翻訳する中で、乳製品という単語が出てきました。

乳だからmilkなんとかとか、creamなんとかとでてくると思っていた私は、翻訳結果に

 

デイリープロダクト

 

と出てきたのを見て、

「デイリー?なんでデイリー?乳要素ないな。海外の人には毎日食べるのが当たり前のものだからかな!!」

と勝手に納得。

言語を知れば、その国の食文化の感覚や枠組みがこんなにも感じ取れるのか!!とひどく感動しました。今年一の感動でした。

 

今まで英語に関するモチベーションがなかったのですが、

「なんか食べ物の英語での言い方全部知りたい!!外国の人の食材の感覚知りたい!」

と強く思い、もう一度英語を勉強することを決意。

あとから、デイリーの綴りがDaily(毎日)ではなくDairy(酪農)であったことに気づき、今年一の感動はあえなく撃沈しました。*1

酪農品て直訳じゃないか。そしてDaily productは日用品だよ。

思えば、言語がその国のものの感覚をはっきりと表現するのは当たり前と言えば当たり前なのですが、とにかく私は今年この早とちりうっかりエピソードで体感したのです。Dairy productはダメだったけど、探せば色々あるでしょう。

 

英語はずっと最低限でしかやってこなかったし、単語も覚えようと思ったことがあまりなかったのでいつまでモチベーションが続くかわからないけど、今までと違うのは英語のための英語じゃなくて自分の知りたい事を調べるための英語だから、もう少し身になる気はしている。

高校時代、英語ができる人が、日本語で出てこない情報を英語で検索しているのを見た時、

「英語ができると情報源が莫大になるんだ。」

と思いびっくりしたし、今も医師や高名な管理栄養士の先生が海外の論文やガイドラインから情報を得ているのをみて、自分も英語の文献をソースにできるようになれたらかっこいいなと思ってるので頑張ります。

 

英語ずっと授業で受けてきたのに喋れないけど、識字出来て単語までなら雰囲気分かるくらいになってるのはありがたい。逆に3種類も文字があって話者が少ない日本語をおぼえてくれて、外国の人ありがとうだよね。

 

ちなみに、言語を覚えるにはその国の恋人を作ることが一番となにかで聞いたことがあるので、彼氏に

「デート中は英語で話そう!」

と無茶ぶりしました。(振っといて自分は話せないから🤢こんな顔で無言になった。)

彼氏は基本あんまり喋らなくて自分から打ち解けないタイプのようですが、英語はフレンドリーな文化圏の言葉だから気さくに話せるらしい。そういうものなんですね。

 

 

②ペン字

やりたいこと二つ目は、ペン字です。

新しい職場になってから、メモ書きを残すことが格段に増えました。私を指導してくださる主任さんの字がとってもきれいで読みやすくて感動する一方、ちんまい字、バラバラに傾いた文、雑な走り書きしかできない私はメモを残すのがやや苦痛に。

自分の字はなんだか幼く見えるし、がさつにも見える。

フォントの表現力もすごいですよね。

小学生の時、漢字練習帳に名前を書かずに提出して、クラス全員の前で担任に

「これ誰の?たぶん男子のだと思うんだけど。」と言われたことを思い出しました。(恥ずかしかったからあとでこっそり取りに行った。)

男子が字が汚いのも、やや偏見だしね。汚さじゃなくて筆圧が強くて力強く見えたのかな多分……。*2

いつも新年の目標に

・字を綺麗に書けるようになる

というのが入ってて、練習帳を買ったりしたのに2月には忘れてるから今もなおっていないことを思い出しましたが、今回こそ!

でもなぞりの薄い字がなくなったところから楽しくなくなっちゃうんだよね。模写がいいのかな。

字も意外と継続して習得するの難しいんですよね。これも、綺麗な字のための字じゃなくて、何かをきれいな字で伝えたいと思えばいいんだろうか。社会人になると伝えたいことは文字で書く機会より打つ機会の方が増えてきて、ずっとタイピングしてて久々に手書きする時の字の汚さには驚愕してしまう。自転車とかと違って毎日やらないと下手になる類の手技だったんですね。

なんとなく思ってたけど、絵が上手な人は字もきれいな気がする。割と手先は器用な方なんですが、なんたってがさつなんですよね。あとほんとに筆圧強い。筆圧も矯正したい。

そしてなんせ時間がない(優先順位が低い?)ので、医療系の内容で美文字練習したい。(横着)

調べたけどそんな題材当たり前にありませんでした。そこはまとめられないみたいです。勉強量増やすとしたら殴り書きになるから、美文字は別でなにかいい方法見つけ次第取り組みたいと思います。作るか。

 

横着しすぎてただアルファベットが綺麗に書ける人になったところで挫折する可能性があるのちょっとおもしろくないですか。

 

いいことではあるけどね。まずアルファベットが綺麗に書けるようになって、英語が分かるようになって、それで医療系のトピックス勉強して、それを使って日本語で仕事して、なんやかんやで日本語も美文字になる(?)。千里の道も一歩からです。

昔からやっといたら良かったなぁ。昔から思ってはいたんだけどなぁ。

 

文字も言葉も言語だし、今までのエントリも言葉に関することが多いし、栄養ブログというか言語こじらせブログみたいになってきている。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

*1:知恵袋で全く同じ勘違いしてる人いて元気出た。

*2:ちなみに筆圧強すぎてボールペン折ったことある。